本サイトを立ち上げるにあたり、連絡用メールアドレスが必要となりました。
そこで、この機会にどのフリーメールが良いのか仕様を比較してみることにしました。
比較対象のフリーメール
今回比較したフリーメールは以下の 3 つです。
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Yahoo!メール
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Gmail
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Outlook.com
その他にもフリーメールは多々ありますが、上記のいずれかのフリーメールを利用されている方は多いのではないでしょうか。
比較結果
比較した結果を以下にまとめました。
比較項目 | Yahoo!メール | Gmail | Outlook.com |
---|---|---|---|
ドメイン | xxx@yahoo.co.jp | xxx@gmail.com | xxx@outlook.com |
保存容量 | 10 GB | 15 GB ※1 | 無制限 |
付属オンラインストレージ | 5 GB | 15 GB ※1 | 5 GB |
送受信サイズ制限 | 受信:25 MB 送信:25 MB ※2 | 受信:50 MB 送信:25 MB ※2 | 受信:非公開 送信:34 MB ※2 |
メールソフトでの送受信 | |||
- POP/SMTP | ○ ※3 | ○ | ○ |
- IMAP | ○ ※3 | ○ | ○ |
別アドレスへの自動転送 | ○ ※3 | ○ | ○ |
外部メールアカウントでの送受信 | ○ | ○ | ○ |
モバイルアプリ | ○ | ○ | ○ |
迷惑メールフィルタ | ○ | ○ | ○ |
ウイルススキャン | ○ | ○ | ○ |
利用停止条件 | 6 ヶ月ログインなし | 明記なし | 270 日以上サインインなし |
カスタムテーマ | ○ | ○ | ○ |
※2:オンラインストレージ上にファイルを保存して共有リンクを送信することで制限値を超えたサイズのファイルも送信できます。
※3:Yahoo!ダイレクトオファー に登録し、広告メールを受信する必要があります。
まとめ
保存容量や送受信制限などに多少の違いはありますが使える機能に差はなく、どれも問題なく使えるレベルの機能を備えています。
保存容量を気にせず使いたい人は容量無制限の Outlook.com が良さそうです。
また、オンラインストレージや予定表など各社が提供しているその他のサービスを使うかどうかも 1 つのポイントだと思います。例えば Outlook.com のアカウントを取得するとオンラインで Word や Excel などの Office アプリケーションを無料で利用することができます。
なお、メールソフトからメールを送受信する場合、Yahoo!メールだと Yahoo!ダイレクトオファーに登録して広告メールを受信する必要があります。余計なメールを受信したくない人やメールの振り分けが面倒な人は、メールソフトで利用するなら Gmail か Outlook.com が無難ではないでしょうか。
余談:セキュリティ対策について
ご紹介したフリーメールを Webブラウザ上で利用する場合、いずれも迷惑メールフィルタやウイルススキャン機能が標準で付いています。しかし、以下の理由により PC にもセキュリティ対策ソフトを導入しておいた方がよいでしょう。
- 新種のウイルスである場合、検出されない可能性があります。検出されずに万が一添付ファイルを実行してしまった場合、PC 上のウイルス対策ソフトが不正な動きをブロックしてくれる可能性があります。
- パスワードが掛かっているファイルだとウイルスを検出できません。PC 上でパスワードを解除してファイルを開いた時に PC 上のウイルス対策ソフトで検出できる可能性があります。
- ウイルスの検出能力はソフトを開発している会社によって異なります。市販のセキュリティ対策ソフトと組み合わせることによりウイルスを検出できる可能性が高まります。
メールソフトから利用する場合は迷惑メールフィルタやウイルススキャンが使えませんので、確実にウイルス対策ソフトを導入しましょう。
また、Webメールに限らず、インターネット上の色々なサイトにアクセスしたりファイルをダウンロードしたりすることもあると思います。そういった時にもウイルス対策ソフトが導入されていると安心ですね。
セキュリティ対策ソフトには色々な種類があります。吟味してご購入されたい方は、各ソフトの比較をしているページがインターネットで検索するとヒットしますので、そちらをご参照ください。