ガンダムバトルオペレーション2 を XIM APEX を使って、マウス・キーボードでプレイしてみた感想などをご紹介したいと思います。
XIM APEX とは
XIM APEX はマウスやキーボードで PS4 や XBOX のゲームを遊べるようにする USBデバイスです。
XIM APEX とは何か以下の記事で簡単に説明していますので、よろしければお読みください。
【XIM APEX】キーボード・マウスでPS4/Xboxのゲームを遊ぶ
XIM APEX はバトオペ2 に対応しているのか
結論から言うと、公式にサポートはしていませんが問題なく使えます。
XIM APEX はゲームタイトル毎に設定を保存することができます。公式にサポートしているゲームは以下のようにあらかじめプロファイルが用意されています。
バトオペ2 はプロファイルが用意されていませんが、適当なゲームのプロファイルを使ってボタンの割り当てを行えば、マウス・キーボードで遊ぶことができます。バトオペ2 に限らず、プロファイルが用意されていないタイトル全般で同じことが言えます。
設定方法
例えば、「Call of Duty: Black Ops 4」のプロファイルを使って設定を行ってみます。
コントローラの左スティックの入力に初期設定ではキーボードの WASDキーが割り当てられています。PC の FPSゲームなどに慣れている方はこのままで問題ないと思いますが、他のキーを移動に割り当てることもできます。
バトオペ2 ではコントローラの R2 で武器を使用します。例えば、マウスの左クリックで武器を使うには、R2 にマウスの左ボタンを割り当てます。
もう 1つ例を挙げます。スコープによる射撃を行うには R3(左スティックの押し込み)を使います。XIM APEX 上で R3 に適当なキー(例えば Iキーなど)を割り当て、マウスの任意のボタンに同じキーを割り当てれば、マウスの任意のボタンでスコープ射撃を行うことができます。
使ってみた感想
照準を合わせやすい
手全体の力加減でマウスを動かすため、なんといっても『照準の微調整がしやすい』というのが一番の感想です。
遠くに小さく表示されている敵にスコープを使わずに攻撃を当てたり、緊急回避などで敵が急激に動きを変えた時に咄嗟に照準を正確に合わせられるようになりました。
旋回が大変
悪い面としては『旋回がやりづらい』という点です。
旋回スピードは機体毎に設定されており、設定値以上の速さで旋回させることはできません。
例えば、ガンダムで 180度旋回するためには 3秒程度右スティックを最大角度で倒し続ける必要があります。
ところが、マウスの感度を最大にして 0.1秒で 10cm ほどマウスを瞬時に大きく動かしても、「0.1秒スティックを最大角度で倒した」という入力にしかなりません。
マウスでガンダムを 180度旋回させるためには、3秒の間ずっとマウスを横に移動させ続ける必要があります。
マウスの位置が横に大きくずれるので、元のポジションに何度も戻す必要があり、手が疲れます。
また、元のポジションにマウスを戻す間はスティック入力がなくなるため、旋回のタイムロスとなってしまいます。
旋回の遅い機体を使っていて敵に後ろに回り込まれている場合などでは致命的です。
マウスを大きく動かすのではなく、小さく長く動かすことを意識すれば、このデメリットはかなり改善できます。
ただし、マウスパッドが小さいなど、長く動かせるだけのスペースがない場合は注意です。スペースを広くとったり、マウスパッドを大きめのものに買い替えることを検討した方が良いです。
まとめ
機体の旋回が大変というデメリットはありますが、照準を合わせやすいという点は戦闘時にかなりのアドバンテージになります。特に旋回性能の高い機体を使えば、機体旋回の操作性のデメリットは小さく、より高精度な照準が可能になります。
また、WASDキーでの移動に慣れない方は、左手でコントローラを使い、右手でマウスを使うというプランも考えられます。
コントローラだとうまく照準が合わせられない、という方は XIM APEX をぜひ試してみてください。
【XIM APEX】キーボード・マウスでPS4/Xboxのゲームを遊ぶ