Logicoolゲーミングマウスのマクロ作成において、キーをクリックしたり、キーの状態を取得するなどのキーに関連する関数についてご紹介していきます。
目次
キーをクリックする(PressAndReleaseKey)
キーをクリックする操作には PressAndReleaseKey 関数を使います。
PressAndReleaseKey( スキャンコード, [スキャンコード], ・・・ )
または
PressAndReleaseKey( キー名, [キー名], ・・・ )
※複数のキーを順番にクリックしたい場合、クリックしたいキーのスキャンコードかキー名を関数のパラメータとして複数指定します。
指定できるスキャンコードやキー名については こちら の記事を参照してください。
-- "a"キーをクリック(スキャンコード指定)
PressAndReleaseKey( 0x1e )
-- "a"キーをクリック(キー名を指定)
PressAndReleaseKey( "a" )
-- "a","b","c"キーを順番にクリック
PressAndReleaseKey( "a", "b", "c" )
キーを押す(PressKey)
キーを押す操作には PressKey 関数を使います。
※ReleaseKey 関数でキーを離す処理を行うまではキーが押された状態が維持されます。また、手でキーをクリックするとキーの押下状態が解除されます。
PressKey( スキャンコード, [スキャンコード], ・・・ )
または
PressKey( キー名, [キー名], ・・・ )
※複数のキーを順番に押したい場合、押したいキーのスキャンコードかキー名を関数のパラメータとして複数指定します。
指定できるスキャンコードやキー名については こちら の記事を参照してください。
-- "a"キーを押した状態にする(スキャンコード指定)
PressKey( 0x1e )
-- "a"キーを押した状態にする(キー名を指定)
PressKey( "a" )
-- "a","b","c"キーを順番に押した状態にする
PressKey( "a", "b", "c" )
キーを離す(ReleaseKey)
キーを離す操作には ReleaseKey 関数を使います。
ReleaseKey( スキャンコード, [スキャンコード], ・・・ )
または
ReleaseKey( キー名, [キー名], ・・・ )
※複数のキーを順番に離したい場合、離したいキーのスキャンコードかキー名を関数のパラメータとして複数指定します。
指定できるスキャンコードやキー名については こちら の記事を参照してください。
-- "a"キーを離す(スキャンコード指定)
ReleaseKey( 0x1e )
-- "a"キーを離す(キー名を指定)
ReleaseKey( "a" )
-- "a","b","c"キーを順番に離す
ReleaseKey( "a", "b", "c" )
補助キーの状態を取得する(IsModifierPressed)
Alt, Shift, Ctrl キーの現在の状態(※)を取得するには IsModifierPressed 関数を使います。
※押されているのか、離されているのか
IsModifierPressed ( キー名 )
lalt | キーボードの左側にある Altキー |
ralt | キーボードの右側にある Altキー |
alt | いずれかの Altキー |
lshift | キーボードの左側にある Shiftキー |
rshift | キーボードの右側にある Shiftキー |
shift | いずれかの Shiftキー |
lctrl | キーボードの左側にある Ctrlキー |
rctrl | キーボードの右側にある Ctrlキー |
ctrl | いずれかの Ctrlキー |
True : 該当のキーが押されている
False : 該当のキーが押されていない
以下は特定のマウスボタンと Ctrlキーを同時押しした場合に"1"キーをクリックする例です。
function OnEvent(event, arg)
if ( arg == 7 ) then -- ボタンに合わせて判定するボタン番号を変更してください
-------------------------------------------------------
-- ボタン7 でイベントが発生した場合の処理
-------------------------------------------------------
if ( event == "MOUSE_BUTTON_PRESSED" ) then
-------------------------------------------------------
-- ボタン7 が押されてイベントが発生した場合の処理
-------------------------------------------------------
if IsModifierPressed( "ctrl" ) then
-- Ctrlキーが押されている場合
PressAndReleaseKey( "1" )
end
end
end
end
まとめ
今回はキーの自動操作をマクロで実行するための 4 つの関数をご紹介させていただきました。
- キーをクリックする(PressAndReleaseKey)
- キーを押す(PressKey)
- キーを離す(ReleaseKey)
- 補助キーの状態を取得する(IsModifierPressed)
次回はマウスカーソルを操作する関数をご紹介させていただく予定です。
Logicoolマウスのマクロ作成(ボタン操作編)
Logicoolマウスのマクロ作成(マウスカーソル操作編)
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