Logicoolゲーミングマウスのマルチキー機能(マクロ)をご紹介する記事です。本記事では、特定のキー・マウスボタンを自動で連打する例をご紹介させていただきます。
概要
Logicoolゲーミングマウスではマルチキー機能を使って、特定のキーやマウスボタンの操作を記録しておき、任意のボタンから呼び出すことができます。この機能を使って特定のキー・マウスボタン(今回の例では Spaceキー)を連打状態にする方法をご紹介させていただきます。
キー・マウスボタンをずっと連打しておきたい時や高速に連打したい時にこの方法を使うと便利です。
設定方法
Logicoolゲームソフトウェアでマウスボタンのカスタマイズ画面を開く
Logicoolゲームソフトウェアを起動し、マウスボタンのカスタマイズ画面を開きます。また、カスタマイズしたいプロファイルが選択されていることも併せて確認してください。

マルチキー機能の設定画面を開く
連打状態にする処理を起動したいボタンを右クリックし、[新しいコマンドを割り当てる] を選択します。言い換えると、ここで選択したボタンを押すことでキーやマウスボタンが連打状態になります。
コマンドエディタが開くので、左のメニューから [マルチキー] を選択します。
マルチキー機能を設定する
コマンドに名前を付ける
[名前] に作成するコマンドの任意の名前を入力します。(Space連打 など)
キーストロークを記録する
[記録を開始] をクリックした後、連打状態にしたいキー(例では Spaceキー)をクリックします。
キーのクリック(ダウン、アップ)が記録されたら、[記録を中止] をクリックします。
なお、キーだけでなくマウスのボタンも指定することが可能です。例えば、[キーストローク] 欄の中で右クリックして表示されるコンテキストメニューから、[マウスイベントを挿入]→[左ボタン]→[クリック] を選択すると、マウスの左ボタンを連打状態にすることができます。
ダウン・アップイベントの間に遅延を入れる
キーまたはマウスボタンのダウン・アップイベントはものすごく高速に処理されるため、速すぎてうまく機能しない場合があります。そのため、ダウンイベントとアップイベントの間に遅延を入れておいた方が無難です。
アップイベントを右クリックし [遅延を挿入] を選択することで、遅延を入れることができます。
デフォルトで 0.5 秒の遅延が入ります。ダブルクリックするか、右クリックして [編集] を選択することで、遅延の秒数は変更できます。最終的にマルチキーを動かしてみて、意図したように動かないようであれば、遅延の秒数を修正してみてください。
繰り返しオプションを設定する
[繰り返しオプション] の中から「切り替え」を選択し、[OK] をクリックします。
これで、ボタンを 1度押すと、設定したキーのダウン、アップイベントが繰り返し発生するようになり、キーやマウスボタンを連打し続けている状態になります。もう 1度同じボタンを押すと連打状態が解除されます。
なお、起動ボタンを押している間だけ連打状態にしたい場合は、[繰り返しオプション] で「押しながら」を選択してください。
繰り返し処理の遅延を調整する
[キーストローク] で定義したイベントを全て処理した後に、次の繰り返し処理に入るまでの遅延(ミリ秒)を設定でき、デフォルトで 25ミリ秒となっています。
繰り返し処理が速すぎるようであれば、この値を編集して間隔を調整してください。
全体的には以下のような流れで処理が繰り返されます。
例えば、今回の Spaceキー連打の設定例では、以下のように動きます。
皮脂や唾、手垢、汗などで表面は見えない雑菌だらけです。 衛生上も問題ですし、気持ち良く使うためにも、こまめに拭きとってキレイにしましょう。